「解像度を上げる」4つの視点と話し方と声の関係「声」×「色彩」
アナウンサー、色彩&音声アドバイザーの大平雅美です。
今注目されている「思考の解像度」を上げる、ビジネスシーンでも使われることが多いです。
元になったのは、こちら黒田隆明氏の著書。
私も熟読しています。主に、「深さ」「広さ」「構造」「時間」という4つの視点を磨くことが提唱されています。
ビジネスにおいて、「フワッとしている」は致命的です。話し方も同様。
ふわっとしていたり、あれ?どこかで前に聞いたことがある、全然ピンとこない、論点がずれているなどでは、どんなに素晴らしい内容でも目の前の人にきちんと説明し胸の刺さらなければ、前に進んで行けません。
「解像度を上げる」はビジネスとしては、かなり高度です。
まずは話し方に置き換えてみます。
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①「深さ」→伝えたいことが表面的ではなく深掘りできているか
②「広さ」→広い視野で、話題提供ができているか
③「構造」→言いたいことが論理的に整理されているか
④「時間」→長すぎず、短すぎずに適正な時間、時間配分か
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というようなことになります。しかし話し方をいきなり変えるのはなかなか時間がかかります。
では、もっと基本的な「声」の解像度を考えてみましょう。
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①「深さ」→声に感情が乗せられているか、無機質ではないか、他人事ではないか
②「広さ」→音域や声のボリュームはどうか
③「構造」→声のバランスチェック(高低、大小、速度、抑揚)(自分軸・他人軸・社会軸)
④「時間」→速度やリズム、間の取り方は適正か、現在や習慣クセ、潜在意識
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ともすれば講師の主観で指導しそうな内容ですが、声分析ソフト「ヴォイススキャン」を使えば、客観的に診断が可能です。たった6秒声を出すだけで診断できるのも使いやすいです。
私は30年以上アナウンサーの仕事をしていますが、このソフトに出会って、自分の「声」の状態を常にモニタリングしています。そもそも個人が持っている声に「悪い声」はありません。
その方が生まれながらに持っている「声」を最適化して、最も良い状態にすることが大事なんです。
それを分かりやすく視覚化し、色彩を使って表示するのが、下記のカラーグラフ。
このカラーグラフにより、「解像度」について必要な4項目が示されます。
①「深さ」→どの感情レベルが声の成分に多く含まれているかが分かります。
②「広さ」→自分の声の音域が分かります。
③「構造」→自分の声を構成する感情や意識レベル、対人関係などが分かります
④「時間」→現在の声の状態、習慣やクセ、深層意識での声の反映などが分かります。
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この客観視により、「声」から自分を見つめ直し再発見が可能となります。
カラーグラフによる自己分析が終わったら、オンライン個人レッスンもあります。
気になる方は、あなたの声診断「パーソナル声診断」で声の特性チェックから始めましょう!
きっと新たな自分に出会えるはずです。
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