【色彩ファッション】イエベさんが苦手な「黒」をどう着るか?50・60代ファッション
アナウンサー&色彩研究家の大平雅美です。
最近の20代の女性たちにまたパーソナルカラーが人気だそうです。
洋服などはモノトーンファッションが多いのですが、
服以外の小物や身の回りのものなどに自分の似合う色が知りたい人が増えているとのこと。
今日は、パーソナルカラーのイエベさんが苦手な「黒」の活用術。
私のパーソナルカラーはイエベの「春」です。
黒はオシャレな色ですが、顔の近くが黒1色だと、老けて見えたり、
元気がないように見えてしまいます。
年齢が50,60代オーバーになるとなおさらです。
「顔色が悪く見える」
「黒」1色だけでセンス良くあか抜けて見えるブルべの「冬」タイプがうらやましい。
モノトーンファッションを着たい!
ということで、イエベさんが「黒」を選ぶ時のポイント
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①黒ベースの柄ものならOKです。
これならモノトーンでも大丈夫!
白と黒を単体で使うのは、「冬:winter」の方が得意な色ですが、
黒の面積を少なくすれば良いのです。
②ボトムは「黒」もOKです。
むしろボトムに使って欲しい。黒は収縮色で着やせして見えます。
ボトムに使いやすい色ですから、
顔周りを避けて、パンツやスカートにじゃんじゃん使いましょう!
③「黒」をできるだけ顔から遠ざけるか、肌の露出をする
ノースリーブや胸が開いたデザイン、顔周りに似合うイヤリングやスカーフ使い
・トップス:しまむら
・ボトム:GU マシュマロパンツ
私は、大き目のイエローベースのコットンパールのイヤリングがいちばん好きです。
似合うかどうか微妙な色の服の時はイヤリングでカバーできます。
パールの場合もイエローベースかブルーベースかをよく見てくださいね。
イエベの人がピンクみの強いパールを選ぶととたんに寂しく見えます。
④黒1色の面積を少なくする
下をご覧ください。
黒のディアードスカートは私には難しいアイテムですが、
デザインが可愛かったのでつい買ってしまいました。
インした方がスタイルが良く見えそうですが、やはり「イエベ」さんにとっては、
黒の面積は少ない方が良く映えて、しかも今の流行にもマッチします。
⑤イエベさんが黒を使う時は「コンパクトに」
ボトムもスッキリパンツを選んだ方がスッキリ痩せて見えます。
右の方が楽ちんですが、上がふわりの時は下は細くした方が断然スマートに見えます。
イメージはこんな感じです。
イエベさんだって「黒」を着たい!
「黒」1色を避けて、全体のスタイルを考えればモノトーンファッションも
何とかスッキリ寂しい感じになりません。
【今日の色彩レッスン】
イエベとブルべの違い
各色に黄色みがあるか、青みがあるかです。