婚活のSQ(社会的指数)コミュニケーションのコツ

大平雅美です。

さて前回SQ(Social Intelligence Quotient)をご紹介しましたが、
SQとは対人能力や社交性の高さを表す指数のことで、
「生き方の知能指数」とも言われ、婚活・恋活成功にも関わってくる有効なスキルです。

これから実践編としていくつかポイントをご紹介します。

まず初対面の出会いのシーン
話す前の印象が大切なのは、前回もお伝えした通りですが、
なかなか難しいのが話しやすい空気づくりです。
みなさんにも経験があると思いますが、
職場でも話しかけやすい人、話しかけにくい人、ピリピリ張り詰めた雰囲気を漂わせている人、
話しかけるなオーラを出している人など、様々なタイプの方がいます。
職場は対人関係ウォッチングの絶好の学びの場です。
話しかけやすい人はどんな人なのか、ぜひ振る舞いを真似してください。

とは言ってもデートは仕事ではありませんので、
仕事の有能さが有効かというとそういうわけでもありません。
ましてや上司感や面接官のようなピリッとする感じもNGですし、
緊張しすぎてカチコチなのも好かれないでしょう。

そこで今日は知っているけれど意外にできていないポイントをお伝えします。

  • 下向きの視線や鋭い目つき、無表情はやめましょう
  • たとえ目の前の相手がイメージと違っても、楽しいワクワクすると思い、
    物事をポジティブに捉えましょう
  • 話が得意でなければ、聞き上手になりましょう

コロナ以降、マスクをして人に会うのがスタンダードになっていますね。
マスクは顔の上半分しか見えていませんので、目の表情がとても重要です。
下向きの視線や鋭い目つきはやめましょう。
目だけを見ても楽しいのかつまらないのかは相手から分かります。
私はコミュニケーショントレーニングを数多く行っていますが、
自分は明るく良い表情をしていると思っていても
意外に相手には伝わっていない人が多いのです。

相手からのお断り理由が、
「自分への関心がなさそう、つまらなさそうに見えた」などがかなりありますが、
第一印象アップのためにも
鏡を見て、「目が笑う」という練習をぜひしてみてくださいね。

そしてコロナ禍の今、大切なのはマスクを取る瞬間の顔です。

人は見えないものへの期待感が大きいのです。気を付けたいポイントは、口元!

あるメーカーが「マスクを外した時のギャップ」に関する調査をしました。
その結果男女ともに、つい見てしまう箇所として「口元」が1位です。

男性→女性            女性→男性

1位 口元 44%         口元 55%

2位 顔の輪郭 31%       ひげ、髭剃りあと 44%

3位 小じわ、ほうれい線 18%  顔の輪郭 26%

という結果です。

目は心の窓とか、目は口程に物を言うなど「目」の大切さはもちろんありますが、
このコロナ禍で顔の下半分が隠されているからこそ、
開かれた時の顔の下半分に品格が現れるのではないかと最近思っています。

なぜならマスク生活が長くなり口元が緩んでいることが多くなったからです。
そこでおすすめしたいのは「日ごろから母音を発声して口の周りの筋肉を鍛える」
「口呼吸ではなく鼻呼吸に」の2点です。

マスクをしているとつい苦しくて口呼吸になることが多いのですが、
筋肉が下方向へ伸びる、つまり顔が下へ大きくなることが歯科医師に
よって報告されています。マスク時はできるだけ鼻呼吸。
これですっきりした輪郭が維持できるでしょう。

デートでも仕事の相手でも初対面でマスクを外すのは緊張のシーンです。
マスクを外すときは、油断せずに「外した時にはすでに口角アップ」
こうすることで第一印象が必ずアップするでしょう。

日々のビジネスの場でも好感度アップで何倍も得します!
実践してみてくださいね。