【色彩術】3秒で整う!知らないと人生100倍損をする色彩術1「色彩生理と色彩心理」    

3秒で整う!知らないと人生100倍損をする色彩術
IMP(色彩インプレッションと色彩心理と色彩生理)カラーを活用しよう!

         I  :impression 印象 

             M :mental  メンタル

             P  :physical フィジカル

 

人を見た目の印象で判断することはとても多くあります。
例えば、商品パッケージが最も分かりやすい例です。チョコレート製品だけを見ても、
ビター、ミルク、ブラック、ホワイトなどパッケージの色を見ただけで味が想像できます。
つまり見えている色で中身を表現するのが、最も簡単で分かりやすい方法であり、
それだけ色の影響力が大きいことが分かります。

企業が商品を「いかにして売るか」を考えた時に色彩戦略は分かりやすいメッセージです。
今では色彩の意味や効果など多くの方が知るところになっていますので、
それをいかに工夫して新しい表現をするか、
心に刺さるにはどのような色彩を使えば良いか日々苦心しているのです。
一方、私たちは個人でも色彩心理やパーソナルカラーといった色彩術を
生活にうまく取り入れる方が増えてきました。
かつては占いのように思われたり、信ぴょう性のないものとして
下位に置かれたりがありましたが、メイクや洋服の外見的要素はもちろん、
心を整えることにも色彩を上手に使っている方が多くなったのは嬉しいことです。

 

この色彩コラムは色彩を具体的に自分の生活に取り入れていただくためのものです。
これまでに語られていない具体的で使える情報をお伝えすることを心掛けています。

私自身は色彩研究を35年行っていますが、色彩にキャリアという胡坐はなく、
日々新しく生まれる色彩情報や色彩と社会の関わりに敏感になるように研究や実践をしてきました。
私はアナウンサーとしてのキャリアの方が長く、
色彩研究はアナウンサーの仕事をする過程で必要にかられて始めました。

そこで今回私が最もお伝えしたいことは、色彩の見えない影響力や語らない力を
より具体的に自分の人生に取り入れてもらいたいということ。

色彩は光であり電磁波ですので、知らないうちに無意識に影響を受けていますが、
自分が必要な「色」を意識して具体的にとらえることで、もっと効果が得られると私は考えています。

そのために提案したいのが、まず色彩の持っている効果や意味を3方向から捉えること
日本には「心技体」という言葉がありますが、それに倣って考えると
色彩心理・色彩印象・色彩生理といったところでしょうか。

 

●色彩心理(mental)からは色によってメンタル面を整えたり、強くしたり、癒したり、
●色彩印象(impression)は主に外見からうける雰囲気や感じ方などを色でコントロールする、
●色彩生理(physical)は近年研究が盛んな分野ですが、色によるホルモン分泌や身体への生理的な反応などです。

 

呼び方としては理解しやすくするためにフィジカルと致しました。
色彩を考える時に頭文字をとってIMPとして思い描いていただくと分かりやすいので採用しました。
Iは印象ですが、私のIでもあり、アイデンティティでもあります。
自分にとって大切な色を選ぶことをIMPとして捉えていただくと嬉しいです。

 

色彩の心技体 IMP

 

さらにもうひとつ提案があります。せっかく意識した色の意味や効果を
声に出してほしいのです。
たった3秒声に出すだけで心を整えたり、身体を安定させたりができます。
3秒の根拠は第一印象にあります。「こんにちは、大平雅美です」これは3秒で言えますが、
たった3秒あれば、目の前の人の印象が決定されます。

その時に色の効果を相乗的に使うのです。言葉と色はよく似たところがあって、
思い描くだけでも無意識に影響を受けますが、
「言葉に出す、出さない」では脳への刺激が違います。
例えば「赤」を見た時にはそれだけで、視覚から脳へ赤い波長の信号が伝わり、
赤が持つ特有の効果が得られます。
しかし色を見たり感じるだけでなく、声に出して赤の特性である
「元気になる」「元気になった」「やる気が出た」
「私は成功する」「私は行動する」と具体的に言葉を発することで、
まさに右脳と左脳の両方を効果的に働かせていることになります。
色彩を意識的に取り入れてぜひ言葉でも声に出してください。
「色の意味を言葉に出すは、10倍力になる!」なのです。

私の今日の一言は「赤・やる気を出す」です。

 

 

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